2025年06月19日 18:38更新

地域で働く人から仕事について学ぼうと、十日町市立千手小学校の5年生が19日（木）、東北電力ネットワークによる電線にかかる樹木の伐採の様子を見学しました。

これは地域で働く人から仕事の厳しさや喜びなどを学ぶキャリア教育の一環で行われました。5年生15人は学校近くにある中屋敷相撲場を訪れ、電気を各家庭に届けるために東北電力ネットワーク十日町電力センターの職員の仕事が普段どういう活動をしているかを見学しました。

中屋敷相撲場では敷地内のサクラの枝が電線を覆い、停電など事故が起きる恐れが高まっていて、7月5・6日に予定される七夕まつりを前に伐採作業が行われることになりました。

作業前に職員が小型の電動チェンソーなど工具の使い方をはじめ、作業中にハチや熱中症から身を守るための安全対策について紹介したあと、実際に高所作業車に乗って枝を地面に落とさないよう慎重に切る作業を5年生に披露しました。

5年生
「高い所で作業していてすごかった。地域の人に喜ばれるから、僕も電気の仕事に就きたいと思っている」「こういう自然を守りながら電気を通すことを頑張ってることがすごい。ちょっと興味をもった」

東北電力NW 十日町電力センター配電課  中島義徳 課長
「見学しないと出てこないような、ロープの結び方や木の処理など良い質問があり、興味をもらえたと嬉しく思う。昔は3Kと言われたが今は機動力も工具も充実しているので、魅力ある技術者を目指すような子に将来来てもらいたい」