2025年11月19日 10:02更新

十日町市高田町2丁目の株式会社小林商事が11月14日（金）に新潟地裁長岡支部により、破産手続き開始決定を受けたことがわかりました。

帝国データバンクによりますと、1998年4月に創業、99年1月に法人改組された織物卸業者です。十日町産を主体とする呉服の卸、買継業務を手掛けてきて、関東圏や中京圏などの呉服小売業者を得意先に、2011年5月期には年売上高は5億3459万円を計上していました。

しかし、繊維業界全般の低迷を背景として小規模でマンパワーも乏しく、2024年6月期の年売上高は1億6029万円にまで落ち込むなど、低調な収益状況となっていました。厳しい業況が余儀なくされる中、先行きの見通しが立たないことから事業継続を断念しました。負債額は2億2000万円となっています。