2026年10月13日 13:00更新
JA新潟厚生連は十日町市中条にある精神科診療所の「メンタルケア中条」と、付属施設の精神障がい者向けのグループホーム「リンクinひだまり」を令和9年3月末で閉鎖すると発表しました。
メンタルケア中条は2019年4月の旧中条第二病院の再編に伴って、地域の精神医療を維持するために開設された外来診療のみの精神科診療所です。
現在、常勤の医師が1人、看護師3人、そのほか7人のスタッフが勤務しています。メンタルケア中条を運営するJA新潟厚生連によりますと、医療スタッフの高齢化と人口減少による人材確保が難しいことから令和9年3月末をもって施設を閉鎖し、事業を終了する方針を固めました。
また利用者の中には精神科の症状だけではなく、内科などの身体合併症を抱える患者も多いことから、厚生連では今後の施設機能の受け皿について、複合的な診療を受けることができる県立十日町病院への移管を検討しています。現在、メンタルケア中条で診療を受けている外来患者数は約700人で、いずれも閉鎖までに市内外の病院やクリニックへの転院を案内するということです。
これを受け県病院局では、県立十日町病院でメンタルケア中条の事業を引き継ぎ、来年4月から精神科外来を新設するための準備を進めていることを県議会9月定例会の中で明らかにしています。
あわせて、メンタルケア中条の付属施設で精神障がい者向けのグループホーム「リンクinひだまり」も閉鎖されることになります。
こちらは定員20人のうち、現在は30代から70代までの14人が入居しています。令和3年以降は定員に満たない状況が続いていたほか、利用者の高齢化で介護保険に移行し、施設退所が進んでいるとして、厚生連ではメンタルケア中条とあわせて事業を終了する方針で、現在の利用者の新しい入居先については調整が進められています。
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