2026年11月04日 15:10更新
県立十日町高校のクロス探究科で探究学習の環境づくりに取り組む新潟県の地域おこし協力隊に東京都北区出身の栗原季佐さんが着任し、2日(月)に十日町高校で委嘱状が交付されました。
県の地域おこし協力隊「ニイガタコラボレーターズ」として新たに活動を始めるのは東京都北区出身の栗原季佐さん(41)です。栗原さんは東京理科大学で建築を学び、一級建築士としてJRの関連会社や自身で立ち上げた事務所で合わせて16年間、駅舎・公共施設から住宅・店舗の内装に至るまで幅広く携わってきました。
設計を行う際に必要な知識を資料や専門家から得て、試行錯誤を重ねるプロセスが探究学習に通じると感じた栗原さんは、その経験を次世代の成長に役立てたいと、全国で唯一高校生の探究学習をサポートする協力隊員を募集していた新潟県に申し込みました。
栗原季佐さん
「明確なきっかけがあったわけでは無く、長年の仕事の中で教育分野に対する興味が醸成されていった」
栗原さんの任期は最大3年で、教育連携コーディネーターとして十日町高校を拠点に活動します。具体的にはクロス探究科の学習を充実させるため、大学や専門機関、地域の企業・協力団体との橋渡し役となり、大学の出前授業や外部講師の調整を担うほか、探究活動の情報発信などに取り組みます。
十日町高校 小林英明 校長
「クロス探究科は2年生になって課題研究が始まると、いろいろな分野で問いを立てて情報収集や分析をする。その際に大学の人たちや地域の人たちからの助力があるとより良い学習になる。その時に教員が全部の橋渡し役を担うのは難しいので、栗原さんに頑張ってもらいたい」
栗原季佐さん
「教育連携コーディネーターとして生徒の皆さんの活動にどうやったら役立てるのかが、私にとっての探究だと感じている。自分の中から出てきた興味を深掘りして探究していけば自信につながる。進路や就職につながるか分からなかったり、自身でも気づいていない生徒の中にある小さな興味でも、臆すること無く発展させていける手伝いができたらいい」
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