2023年11月02日 11:39更新

県高校駅伝が1日（水）に新潟市で開かれました。去年男女アベック優勝した県立十日町高校は今年女子が3位、男子は6位入賞でした。全国大会「都大路」出場に向け、女子は北信越大会に望みをつなぎます。

県高校駅伝は去年に続き、デンカビッグスワンスタジアムをスタート･ゴールとする周回コースです。男子は7区間42.195キロ、女子は5区間で男子の半分の距離です。女子は14チームが出場。十日町は2年生中心のチームです。

1区は新潟明訓が序盤から抜けだす中、十日町は阿部和夏が食らいついて4位でタスキをつなぎます。

続く2区の大塚彩世、3区の山岸野乃、4区の山田美輝も手堅い走りをみせて4位をキープし、最後は去年都大路を経験したアンカーの3年、山田寿々菜に繋ぎます。   

 

山田は前を走る新潟第一を追い抜き、着順をひとつあげて3位でフィニッシュ。去年に続く優勝とはなりませんでしたが、上位4チームまでが出場できる北信越大会の切符を手にしました。北信越大会では各県の代表校を除く、上位1校が全国大会、都大路に出場できます。 
女子キャプテン 山田寿々菜さん「ほかの学校もすごく力をつけてきていて、なかなか厳しい戦いになる事は分かっていたが、私はラストスパートに自信があるので、最後スピードを上げれば3位でゴールできると思い、最後は3年の意地を見せようと思った。北信越大会では都大路の切符を必ず手にしたい」

 

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一方、男子は26チームが出場しました。1区は、全区間中、最長の10キロです。

十日町の1区は、3年佐藤大和が31分16秒と区間賞となる快走で一躍トップに立ちます。

しかし2区の2年生角張志音はトップを維持できず、後続に抜かれて全体5位まで順位を下げます。3区1年生の齊藤颯人も順位を一つ下げて6位に。

4区以降の4人の１、２年生は順位をキープしたまま6位でフィニッシュ。入賞となりましたが北信越大会出場は叶いませんでした。

 

男子キャプテン 佐藤大和さん
「区間賞は最低条件であり絶対条件なので、どれだけ差をつけるかが重要だった。少なくても20秒の差はつけられたので個人的にはよかった。体調不良明けで不安があったと思うが、勢いのあるチームとして、1・2年生もいい走りをしてくれたと思う。後輩たちはここで基礎をしっかり積み、来年都大路に返り咲いてほしい」

 

高校駅伝北信越大会は今月19日富山県で行われます。