2024年04月05日 18:56更新

地域に根付いたナースを目指します！

県立十日町看護専門学校の入学式が越後妻有文化ホール段十ろうで開かれ、38人の新入生が看護師への第一歩を踏み出しました。

十日町看護専門学校に入学したのは5期生となる38人です。去年の4期生と比べると新入生は10人多くなりました。このうち十日町市を含めた魚沼圏内から入学したのは24人です。

式では山﨑理校長が「人の命と健康を守り、支える者として高い倫理観と、人間としてのやさしさ、おもいやりが求められえている。一人ひとりに合わせた看護を提供することが人間である看護師だからできること」と新入生を激励しました。

続いて、新入生代表の藤井一翔さんが誓いの言葉を述べました。
「看護師の母に憧れ看護師の道を目指した。入院時、母や看護師の対応が不安を解消してくれた。この経験をもとに確かな知識と技術を提供でき、笑顔が絶えない看護師を目標に学習に励みたい」

十日町看護専門学校によりますと、この春に卒業した第2期生36人のうち、32人が県内の病院に就職しました。新入生はこのあと湯沢町での宿泊研修を経て、学校で医療や看護の基礎的分野を学んでいきます。

新入生
「緊張したがこれから頑張ろうという気持ちが引き締まった。ここの学校は地域に根付いていると聞いたので魅力を感じた。おもいやりのある優しい看護を目指したい」
「持病があり、昔から医療従事者にお世話になったので恩返しをしようと看護師を目指した。患者の気持ちがわかる看護師になりたい」