2025年05月30日 17:53更新

街歩きを楽しみながらキルト作品が鑑賞できる「きものの街キルト展」が30日（金）に始まり、越後妻有文化ホール段十ろうや中心市街地のショーウインドーに鮮やかな布地のアートが並んでいます。

キルト展は毎年春の「きもの彩時記」に合わせて開かれています。全国から集められたキルト作品が本町通りや駅通りにある商店や商工会議所など市内46か所に約1000点が飾り付けられ、街歩きをしながら鑑賞することができます。

このうち越後妻有文化ホール段十ろうでは、事前に開かれた審査会の入賞・応募作品や埼玉県でキルトの普及活動している団体「キルトリーダーズ埼玉」の作品「和布に寄せて」など、140点ほどが展示されています。

長岡市から
「孫が十日町で働いているので連れてきてもらった。キルトをちょっとやっている。色合わせとか柄を参考に見ている。人の作品を見るのが楽しみ」

上越市から
「毎年お邪魔して見させてもらっている。本当に素晴らしい作品ばかり。すごく上手でびっくり。来てよかったと思う。これから街中を全部見て帰ろうと思う。

きものの街のキルト展実行委員会　原田千佳子 委員長
「作品のレベルが年々上がっている。年月をかけて作る人が多いから作品に対して思いがこもっている。商店街をゆっくりと街歩きで楽しんでもらいたい」

きもの街キルト展は6月8日（日）まで開かれています。各展示会場の入場時間は午前９時30分から午後4時30分までです。

なお、きものの街キルトコンテストの入賞作品が展示されている十日町商工会議所と十日町市民文化交流センター分じろうは共通入場料が500円となっています。詳しくは十日町市観光協会のホームページをご覧ください。