2025年05月28日 09:00更新

十日町市スポーツコミッションの定期総会が道の駅クロステン十日町で23日(金)に開かれ、令和7年度の活動方針や事業計画が承認されました。

十日町市スポーツコミッションは地域活性化や交流の推進、持続可能なまち作りなど、スポーツを中心にを交流人口の拡大を目指して活動している団体です。40の団体・法人会員と23人の個人会員、20人の賛助会員が現在加盟しています。総会では昨年度の事業報告が行われたほか、組織の認知を広げて会員拡大を目指すことを盛り込んだ今年度の活動指針や事業計画などが承認されました。

昨年度はアルビレックス新潟やアルビレックスBBの試合の運営支援に携わったほか、国際交流との関係構築を目指して、初めて台湾のクロスカントリースキー合宿の受け入れを行いました。また地元文化の発信や交流人口拡大に向けて撮影誘致した映画「十日と永遠」は、アジア最大級の短編映画祭「SSFF&ASIA2024」でホッピーハッピーアワード賞を受賞したほか、アメリカの映画祭「UNDER EXPOSED FILM FESTIVAL 2025」で最優秀劇映画賞を受賞しました。さらにコミッション内の組織「地域ツーリズム研究会」では、十日町市の資源である雪をテーマに、廃校をリノベーションした「雪原学舎」での雪国体験とスポーツ交流を合わせた宿泊体験イベントを試験的に開催しました。

今年度は、昨年度同様に和光市とのサッカー交流をはじめ、アルビレックスBBなどのプロスポーツ大会の運営支援。さらに台湾との交流事業を拡大して、冬のクロスカントリー合宿やジュニアサッカー交流合宿を行う予定です。

十日町市スポーツコミッション 福崎勝幸 会長
「十日町市の文化や財産を発信したい。観光などで十日町市に来てもらうために、十日町市がいい所だというイメージを作っていくのが大事だと思う。当協会の活動は、地域の皆さんが力を合わせ築いてきた共存の成果だと認識している。今後も多くの人たちと協力しながら十日町の未来に向けて教育・文化・スポーツ・観光の連携モデルを築いていきたい」