2025年06月26日 09:27更新

この味が食べたかったんです！

十日町料飲店組合の9人が24日（火）に特別養護老人ホーム「三好園しんざ」にボランティアで訪れ、その場で調理した特製ラーメン120食を利用者や職員にふるまいました。

ラーメンをふるまったのは十日町市内の約70の飲食店でつくる十日町料飲店組合のメンバー9人です。組合では地域への恩返しをかねて、10年ほど前から福祉施設などにラーメンを無料で提供しています。

麺やスープ、トッピングなどの材料は、組合に加盟する「旨一食堂」、「大将亭」、「らーめんクマ」でそれぞれ提供しているものを持ち寄り、約120食分が用意されました。

三好園しんざでのラーメンの提供は5年ぶりで、利用者たちは料理が出来上がる前から食堂にスタンバイするほど心待ちにしていました。テーブルの上にアツアツの一杯が届くと、ふだんはなかなか食べに行けないお店の味を笑顔で堪能していました。

利用者
「大好き！おいしい。煮干しだしかな。煮干しの味がする」
「すごくおいしい。十日町にきて、すごく皆さんに助けられてる」

職員
「地元の人たちが、施設に来てもらえるのはとてもありがたい。いつも施設の中で食べてる顔と違って、とてもステキな笑顔が見れてよかった」

十日町飲料店組合 手打ちラーメン万太郎 妻有SC店 板場克也さん
「十日町でお店を始めた当時にお世話になった人たちが、今は施設利用者が多いかと思い、その時の恩返しとして行っている。ビックリするくらい大盛りで皆食べてくれるので、とてもうれしい。要請があればできるだけ伺えればと思う」