2025年12月10日 11:03更新

十日町市内で活動する中学生バスケットボールのクラブチーム「Tsumari Azars」が長岡市で開かれたBSN杯 中学校新人大会中越地区予選会で初優勝を飾りました。

「Tsumari Azars」は、中学校の部活動の地域移行に伴い、3年前に創設されたクラブチームです。現在、十日町市のほか津南町、南魚沼市から通う中学1・2年生23人が活動しています。BSN杯新人戦の中越地区予選会は7日（日）までにトーナメントで争われ、中越地区の中学校やクラブチームなど36チームが出場しました。

練習の様子

Azarsは決勝戦で長岡市の中学校4校の合同チームと対戦し、第3クォーター終了時点で43対43の同点と接戦にもつれこみます。そうした中、試合終了わずか1.5秒前に2年生のガード柳瑛太からのパスを受けとった1年生センターの原璃仁がゴール下で逆転のシュートを決め、56対55の大接戦を制し、チームを初の優勝に導きました。

終了間際にアシストをきめた 柳 瑛太さん
「正直まだ実感がわいていなくて、『本当に優勝したんだ』と思っている。1年生がゴール前で手を上げて呼んでいて、それにちょうどよくいいパスができて、それを1年生が決めてくれたのでいいアシストしたと思った。今大会で納得できなかったことをしっかりと県大会ですべてできるように頑張りたい」

チームは来年2月に新潟市で開かれる県大会に出場します。大会明けの8日（月）になかさとアリーナで行われた練習で、メンバーは試合で見えた課題を基に1対1やゲームで動きの確認をしていました。Azarsは去年の県新人戦と、ことしの県総体で新発田市立本丸中学校に敗れていて、リベンジを誓っています。

Tsumari Azars 上村哲平 キャプテン
「（中越地区大会で）優勝して1番という肩書は自信になったので、これを糧に頑張っていきたい。まずは本丸中学校にしっかり勝って優勝したい」

Tsumari Azars 村山開成 ヘッドコーチ
「ミスが多いので、そこをなくしていくとよくなると思うので。そこを突き詰めていって伸びしろはあるので、これからまだ2か月あるので楽しみ。県大会では本丸中学校としっかり戦いたいので、そこまでしっかり勝ち進むのと、本丸中学校に夏勝てなかったところを新チームでも勝てるように頑張っていきたい」