2026年07月29日 16:20更新
地域の発展を目指して県会議員の小山大志さんが立ち上げた勉強会「越後妻有創志会」に、現職の鈴木憲和農林水産大臣が27日(月)に招かれ、中山間地域でも持続可能で稼げる農業について講演しました。
越後妻有創志会は地域の発展やネットワークづくりを目的に、政治経済分野に長けた人を招いて話を聞く十日町市選出の県議会議員小山大志さんが立ち上げた勉強会です。今回は自民党青年局の活動を通じて小山県議と親交のある山形県選出の衆議院議員、鈴木憲和農林水産大臣が招かれて講演に立ち、会場のラポート十日町には市内外から約260人が訪れました。
鈴木大臣は「食と農から見据える、日本の未来新潟の未来」と題して国内生産を守りながら「稼げる農業」へ転換を目指す国の政策を説明しました。
具体的には、品質確保に重点を置いた生産方法から生産量を増やすことに重点を置いた農業にシフトさせ、国内ではなく海外のシェア獲得に目を向ける必要性を訴えています。
そのうえで、アメリカのニューヨークでシェアを拡大している植物生産工場に倣い、気候変動や災害のリスクも低減できるとして、空調設備・温室管理・品種改良など、日本が持つ高水準の技術を集約した植物工場の建設を政府として進めたいと話しました。
また、中山間地域の農業を守り、持続可能な形を目指す方法としても、日本米の海外シェアに可能性があるとして、海外のスーパーではおにぎりやお寿司が高い値段で売られている現状を踏まえ、「冷めても美味しい日本のお米」を売り込む方針を紹介しました。
鈴木憲和 農林水産大臣
「私が見つけた世界で一番高いおにぎり。ロサンゼルスのスーパーで1個約6ドル。食べてみたら私が今まで食べた中で最もまずいおにぎりだった。アメリカやヨーロッパでは、おにぎりを作ったら5℃で並べなければいけない。そうすると現地のお米は、カチコチになってかなり味が落ちる。けれど『冷めても美味しい』ことが日本のお米の強み。『日本産のお米にしたら品質上がりますよ』と、私たちはアピールしていかなければいけない。日本のお米が高いとか安いという話ではなく、誰が情熱を持って安定取引をし、覚悟をもってやるかが問われている」
また、小麦粉の代替品として需要が高まっている米粉への転換を政府で進めていくとして、主食用米の生産にこだわらないコメ作りを促しました。
鈴木憲和 農林水産大臣
「まずは生産性が高まるかどうか。そして、日本らしさがそこにあるかどうか。そして、国家観。守るべきところは守らなければいけない。きょう私が通ってきた中山間地域と言われている田んぼは、私は絶対に守りたい。これが守りきれない国だったら、私たちの国はダメ。だから守れるような政策をやりたい」
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