2026年07月31日 15:32更新
新しい扉を開くためのカギはドーパミン!
神経科学を心理学や教育学に結び付けて人の成長について研究や発信をしている応用神経学者、青砥瑞人さんの講演会が24日(金)に十日町市立吉田小学校で開かれました。
吉田小学校ではキャリア教育として、自ら社会課題を見つけ課題に挑戦するための姿勢や方法を学ぶ「アントレプレナーシップ教育」に取り組んでいます。
今回は子どもたちの主体性や創造性を育もうと、応用神経科学者の青砥瑞人さんが講演に招かれました。青砥さんは2012年にアメリカUCLAの神経科学学部を卒業し、神経科学を心理学や教育学に結び付け、日常生活や社会に応用する研究成果やプログラムを企業や教育現場に提供しています。
会場には吉田小の全校児童24人のほか、吉田中の全校生徒35人と地域の人も集まり、青砥さんから「ドーパミン」の分泌がもたらす影響について体験を交えて話を聞きました。ドーパミンとはやる気や集中力のほか、快感、達成感をつかさどる脳内の神経伝達物質です。
参加者はまず、青砥さんがモニターに映し出した写真を観察し、何か変なところがないかを探しました。下の人物の写真をよーく見ると、人の指が…?
こうした異変に気づくことと同じように、人が驚きに近いひらめきやワクワクを感じた瞬間こそ、脳の奥にある腹側被蓋野いわゆるVTAからドーパミンが盛んに分泌されるということです。
青砥さん
「ワオ!となったとき、言わなくてもいいが、心の中で本気でやってください。人間の脳は素直なので、ワオ!とすることが脳にとって大事」
青砥さんは常に積極的に行動していれば、「ワオ!」と感じるような自分のやりたいことや知りたいことに出会える可能性が広がると話し、子どもたちのチャレンジを促していました。
児童
「とても楽しかったしドーパミンのことや初めて知ったことがたくさんあった」
「今まで知らなかったドーパミンや脳科学のことが学べた。疲れたときは脳を休めることも大切なことが参考になった。それが自分とって良いことになるといい」
青砥瑞人さん
「吉田の子どもたちは元気だった、積極的にドーパミンに興味関心を持ってくれている。普段触れない新しい情報にワオってなるような瞬間が脳からみると大事なのでその瞬間を今回味わってもらいたかった。これからもいろいろな世界に飛び出して、自分の豊かさが誰かのためになっていってほしい」
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