2026年08月21日 15:05更新
JA魚沼は8月19日(水)に経営管理委員会を開き、管内のコメの生産者に前払いする仮渡し金の単価を決定しました。昨年産の当初額と比べ、ことしの魚沼コシヒカリの1等米は約35%減と1万円以上値下がりし、2万1500円となりました。
JA魚沼によりますと、今年の仮渡し金の価格は魚沼コシヒカリの1等米が60㎏あたりで、昨年産より1万1500円安い2万1500円となりました。これは率にして0.65倍で、JA全農にいがたが示した金額よりも500円の上乗せとなっています。また2等米は2万円、3等米は1万7300円となりました。新之助の1等米は1万2000円安い1万9000円。こしいぶきの1等米は9000円安い1万7500円となっています。JA魚沼によりますと、今回の大幅な引き下げにあたっては「令和のコメ騒動」ともいわれる昨年産主食用米の価格上昇を受けて、消費者の「コメ離れ」が進んでいることや、令和8年6月末時点で全国の民間在庫量が243万tに上り、「コメ余り」の状態になっていることなどを理由に挙げています。
なお、合併によってJA魚沼が誕生した一昨年、令和6年の当初額は1万9600円でした。今回の昨年当初額からの大幅な減額について、十日町市鐙坂の生産者は「去年が高すぎた。去年のうちにこうなると思っていた。機械や燃料、肥料も高くなっているので、一等米は25000円くらいで推移してくれた方がよい」と話していました。
JA魚沼の十日町管内では9月に入ってからコメの品質検査が始まります。担当者は「ことしのコメの生育は今のところ順調。近年、価格が不安定で経営的に難しい状況ではあるが生産者には少しでも安定した収入が必要。十日町は魚沼産コシヒカリブランドの産地として、土づくりや高温対策、作期・作業分散するなどこれからも品質の高いコメづくりに取組んでもらいたい」と話しています。
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