2026年09月24日 11:21更新
農林水産省の「つなぐ棚田遺産」に全国最多の14地区が認定されている十日町市の棚田を守っていこうと、各地区からの求めに応じて地域の外から集まった人たちに農作業や保全活動を行ってもらう「棚田応援隊」の活動がスタートしました。モデル地区となった池谷・入山の棚田では5人が集まり、刈り取りが終わった稲のはさがけ作業を担いました。
「棚田応援隊」は、十日町市つなぐ棚田遺産連絡協議会が今年度から始めた取り組みです。担い手を必要とする棚田地域の求めに応じて、協議会が窓口となって棚田に興味のある人を募集し、保全活動や農作業を担ってもらいます。
まずは、受け皿となる地域での運営方法や参加してくれる人のニーズを探ろうと「池谷・入山」、「枯木又」、「蒲生」の3か所が今年度、実証実験を行うモデル地区となりました。最初の活動となった池谷・入山の棚田では、柏崎市からや東京や神奈川など県外から集まった5人が応援隊として参加しました。
この日は約2500㎡、棚田2枚分の稲刈りが行われ、参加者は地元の農家や棚田オーナーたちがバインダーで刈り取ったイネを束ね、田んぼの脇で乾燥させる「はさがけ」の作業を手伝いました。
棚田応援隊 東京都から参加
「ことしは雨が多かったが、ここまでぬかるんでいるとは思わなかったので大変。田んぼをする人が少なくなっているので、少しでも手伝えればいい。今後も参加したい。子どもたちには、ふだん食べているごはんがどうやってできているのかを覚えてもらいたい」
十日町市つなぐ棚田遺産連絡協議会 多田朋孔さん
「若い人が農業を続ける仕組みとして棚田応援隊に手伝ってもらいながら、コメをいろいろな人に広めてもらいたい。まずは、コメ作りは大変だと思いながら、楽しかったと思ってもらえたらいい」
なお、今年度の棚田応援隊の活動は、11月1日に枯木又の棚田で集落の冬囲い、11月7日に蒲生の棚田で畔塗りなどが予定されています。
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