2022年11月10日 18:41更新
およそ5か月にわたり2頭のヤギを飼育してきた十日町市立まつのやま学園の1年生が、本格的な冬を前にヤギとの別れを迎え、9日(水)に卒業式を開きました。
ヤギを飼育してきたのは小中一貫校のまつのやま学園の1年生8人です。
ヤギは地元松之山の建設業「大海組」の高橋主計 会長から預かったもので、今年生まれたばかりのメスの「あゆみ」と「あきこ」です。
1年生はこれまで朝の餌やりや小屋の掃除、昼休みの散歩などヤギとのふれあいを通じて命の大切さを学んできました。
飼育をはじめてから5か月が経ち、本格的な冬を前にヤギとの別れの時がやってきました。1年生は卒業式を開いてお別れの言葉を伝え、自分たちで考えた歌をプレゼントしました。
1年生「ヤギは10月くらいから毛がフワフワになってきた」「お掃除とか、あきこがベチャベチャうんちをしたからそれを取ったりとか頑張ってきた」「ヤギさん見ているときはすごくかわいかった。ちょっと悲しいけど、また会いに行けることを信じている」
高橋さん「ヤギは家畜だから、猫や犬などのペットと違い、24時間そばに人はいない。土日祭日は学校も休み。その時に当番になると、休みでも餌やりに来なくちゃいけない。それが生き物を飼うことで、子どもが成長をする過程として大事なこと。だからこそ子どもたちも愛情がだんだん移ってくるんじゃないかな」
あゆみは交配のために十日町市内へ、あきこは高橋さんの元で冬を迎えるということです。
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