2022年11月20日 18:03更新
受験シーズンの到来を前に十日町市上新井の千手神社で20日(日)、合格祈願祭が開かれ、地元の中学生たちが志望校合格を誓いました。
千手神社は明治39年の神社合祀令で周辺の村々にあった神社が一つに合併された経緯があり、学問の神の菅原道真公など13の御祭神が一堂にまつられています。合格祈願祭は地元の多くの人にこの御利益にあやかってほしいと神社奉賛会が4年前から始めたもので、これま合格祈願に訪れた83人全員がそれぞれの試験で合格をつかんでいます。奉賛会の白井敏夫会長は「天照大御神からすべての神様がそろっていて、全国的にも珍しい神社。すべての願い事をかなえてもらえる。願うだけの日常の生活をしっかり整えて」と話します。
5回目のことしは地元、川西中学校の生徒など10人が参加し、長谷川健一宮司が祝詞をあげて、清払いの儀を行いました。神事のあとは滑り止めの意味を込めて信濃川で採れた砂を入れたお守りと小千谷市出身の梵字書道家、田邊武さんが描いた来年の干支「卯」の絵馬が参加者に配られ、それぞれの目標をしたためていました。
参加者の太田晃司さんは「緊張しかなかった。志望校合格がまず第一。自信はないがとにかく頑張りたい」村越美緒さんは「高校に入ったら部活動を頑張りたい。新しい友達ができることが楽しみ。理科と社会が苦手なので頑張りたい」宮沢玲香さんは「まだ覚えてないことも多いので、1・2年で習ったことなど、これから勉強を頑張りたい」と話していました。
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