2023年03月09日 11:09更新
県立十日町看護専門学校で初めての卒業式が開かれ、1期生となった卒業生34人が学び舎を巣立ちました。
県立十日町看護専門学校は地域で働く看護師を確保しようと3年前に開校しました。この日は3年間の学業を終えた1期生男子12人、女子22人の合わせて34人が卒業式に臨みました。
式では卒業生一人ひとりが壇上に上がり卒業証書を受け取りました。あいさつに立った塚田芳久校長はコロナ禍で制限があったななか、病院での現場実習が無事に行えたとして地域に感謝の言葉を述べました。そして卒業生には「日進月歩の医療を学び続け、みなさんがプロと呼ばれるに相応しい看護師になることを願っている」とエールを送りました。
「学生生活で最も印象に残ったのは臨地実習。多くの患者と関わったことで看護の重要性を肌で感じ、一人ひとりに心を寄せることが大切だと学んだ」
卒業生
「(入学して)3年間が経って成長したと思う。一層いい看護師になりたいと思った」
「(第1号の卒業証書を受け取って)うれしい反面自分でいいのかなという気持ちもあったが、せっかくなので気持ちよく受け取った。(コロナ禍で)制限がある学校生活で想像とは違ったが、楽しめる生活が送れた。さまざまな人から信頼される責任を持った看護師になりたい」
卒業生の進路は9割以上の31人が看護師として県内の病院で働くことになっています。
なお、卒業生は全員が看護師の国家試験を受験し、今月24日に合否が発表されるということです。
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