2023年10月03日 18:51更新
十日町を含めた魚沼地区の4つのJAが、それぞれ臨時の総代会を9月30日(土)に開き、来年2月に予定している合併が正式に決議されました。
決議されたのは、JA十日町、JA越後おぢや、JA北魚沼、JA津南町の4つのJAの合併です。合併後の新しい名称は「JA魚沼」で、発足すると正組合員が約1万7600人、准組合員がおよそ2万2600人の合わせて4万人余りとなり、県内では4番目の規模となります。
貯金平均残高は3345億円です。令和4年度末の販売品取扱高は、あわせて174億円で、このうち主力品のコメは67億円となります。JA十日町の臨時総代会はクロステン十日町で行われ、合併決議は賛成が367人、反対が36人で可決されました。
ほかの3つのJAでもそれぞれ議決権のある総代から3分の2以上の賛成が得られ、合併が可決されたということです。今後は、各JAから代表2人ずつを選出した新しい組合の設立委員会が、役員や初年度の事業計画を定めるほか、12月に知事に組合設立の認可申請を行い、正式に合併が決まります。なお合併後のJA魚沼の本店機能は現在のJA十日町本店に置かれる計画です。
JA十日町 経営管理委員会 柄澤和久 会長
「合併のメリットは継続して安定したサービスを続けることの一点。それに伴って農業生産や生活の下支えが出てくる。大きくなれば量は力、お米も畑作物もひとつの産地だけでなく、いくつか連携して市場に対して優位性を発揮できる。(決議を経て)我々が組合員の皆さんに話してきたことが、多くの方からご理解いただけたと思っている。特に大事にしたいのは今回の計画自体に疑念を持たれる方。この人たちの不安を少しでも払しょくして、合併してよかったねと言われる農協に1日でも早くなれるよう新農協として努める」
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