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誰をまちのリーダーに選ぶ?十日町高校3年生が模擬選挙を体験

2024年06月20日 14:21更新

新潟県選挙管理委員会による「明るい選挙出前授業」が県立十日町高校で19日(水)に開かれ、3年生が架空の都市の市長を選ぶ模擬選挙を体験しました。

この出前授業は将来の有権者となる生徒や学生に政治や選挙の重要性を理解してもらおうと、県の選挙管理委員会が高校や大学などを対象に開いています。十日町高校では3年生211人が参加し、架空の都市の市長を選ぶ模擬選挙に挑戦しました。

生徒たちは3人の候補者の公約が載った選挙公報を読み比べながら、動画での演説に耳を傾け、本物の投票箱を使って投票から開票までの流れを学びました。

講師で県選挙管理員会の野上仁志さんは、地域の課題を自分のことのように考え、評価できる人を選ぶことが重要と生徒たちにアドバイスを送っていました。

3年生
「初めて模擬選挙の投票をしたが、体験したことがなかったので勉強になった。(模擬選挙では)いま進学で迷っているが、進学するときに充実したサポートをしてもらえるような公約を挙げた候補者を選んでみた。実際に投票するときは今回のことを生かしたい。選挙で町が豊かになるといい」

野上さんによりますと、令和4年度の衆議院議員選挙では投票率は全国平均で約55%でしたが、世代別で見ると、10代は約35%に留まり、全国的に若年層の投票率が低いことが課題となっています。投票へ行かなかった理由を調べたところ、「選挙にあまり関心がなかったから」と答える人が最も多かったということです。

新潟県選挙管理委員会 野上仁志 主任
「社会の一員としての自覚をもってもらい、主体的に政治に参加するような主権者になってほしい。地域の課題を自分事としてとらえて、積極的に市長・市議選に参加してほしい」

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