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みこしの参加者が去年の倍に!四日町十七夜祭り

2024年07月16日 13:23更新

中条地域四日町にある、祇園社の夏の例大祭「十七夜祭り」が13日(土)から2日間にわたって開かれました。2日目のみこし渡御では「石場かち」の唄と共に、「おいよい」のかけ声が町内に響き渡りました。

「四日町十七夜祭り」は、厄除けの神スサノオノミコトをまつる祇園社の夏の例大祭です。この日はあいにくの雨でしたが、みこしは午後2時すぎに境内を出発。約80人の担ぎ手が集落ごとに交代しながらお囃子とともに町内を練り歩きました。担ぎ手の減少が危ぶまれていましたが、氏子たちの呼びかけにより去年の参加者の2倍ほどまで増えたということです。

参加者
「(雨が降って)ちょうど冷えるくらいで、調度いい。まだまだかなと思うので、これから盛り上げていきたい、おいよい!!」

四日町のみこしの特徴は川の近くで披露される、みこしを地面すれすれまで下げて左右に振る「石場かち」です。「石場かち」は元々、家を建てる前の「地固め」の時に歌われていた唄ですが、この地域は周囲が川に面して地盤が緩かったため、過去に水害が多く起きたことから、災害を繰り返さないよう祈りを込めて行われています。

そして午後6時すぎ、この日一番の大雨となる中で、みこしが境内に戻り、締めくくりの「もみ」と呼ばれる荒みこしが約20分にわたり行われました。

参加者
「雨に負けたくないという気持ちもあったし、みこしを早く下ろしたいという葛藤があった中で、最後に終わって楽しいと思えたので、来年も頑張りたい。人がたくさん居るというのもありがたいし、私自身も残り続けて、この行事を大切にしていきたい。最高です!おいよい!!」

神輿統括 西川正隆 さん
「この地域のみこしは、頭が鳳凰じゃないので落としてもいいみこし。落としながらぐるぐるもみ合いをするのが醍醐味。けっこう最後雨が強くなって、本当は『もみ』をもう少しやりたかったが安全のため、ケガがあると台なしになるので、すんなりと終わらせてもらった。これが終わらないと仕事を頑張れないし、祭りが終わると梅雨も明け始める。毎年楽しみにしている」

四日町総代 山本一久 さん
「とにかくみこしは、四日町地域の『心』になっている。(この祭りは)本当に大切なもので、すごく祭りに誇りを持って、祭りと地域を盛り上げながら一生懸命やっている。」

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