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地域・高校連携して自己探究!「ゆきぐに探求委員会」夏休みに交流会

2024年08月09日 19:15更新

地元高校生が地域社会で活躍することを目的に、十日町市・津南町の4校の放課後の委員会活動のひとつとして「ゆきぐに探究委員会」が今年4月から設けられました。委員会では地域づくりに関わる人たちとのネットワークを築こうと、初の交流会を6日(火)、越後妻有文化ホール段十ろうで開きました。

ゆきぐに探究委員会は今年4月から県立十日町高校、十日町総合高校、松代高校、津南中等教育学校の4校に設けられました。活動では主に、高校生が社会の中で興味を持ったことや挑戦してみたいことなど自ら課題を見つけ、その解決や実現に向けて調査・研究を行います。その上で情報収集や協力関係を築くために地域の人や他校の生徒と積極的に交流し、社会で生きていく力を育むことも活動のねらいとなっています。委員会のメンバーは1・2年生が対象で各学校のクラスから2人ずつ参加し、月に2回程度放課後に活動しています。

1学期は4校の生徒が集まり、自己紹介やグループワークでメンバー同士の仲を深めたほか、ファッションデザイナーや杜氏など地元で活躍する人物をそれぞれの学校に招いて仕事のやりがいやキャリアについてインタビューをしてきました。

ゆきぐに探究委員会では新たなネットワークを築こうと、夏休みを利用して交流会を初めて開きました。会場に集まった保護者や同級生のほか、地域おこし協力隊、市民団体の代表などに自分たちの1学期の活動を紹介すると共に、ここでも参加者のキャリアについてインタビューを行い、多様な人生観を学んでいました。

十日町高校の生徒
「インタビューすることは決めてきた。人生で失敗することもあるから、経験が多い大人の人にその辺をいろいろ聞いた。将来、生きていく上で大事なことが学べた」

十日町総合高校の生徒
「知らない大人に尋ねるのは初めてだったので緊張したが、このような経験で新しいことが得られると思った」

交流会に参加した地域おこし協力隊
「自分を深掘りしてくれたので、心開いてインタビューを受けた。生徒には学校の生徒以外の大人や、大学生と話す機会を作ってあげると有益だと思う」

ゆきぐに探究委員会では2学期以降、興味のあうメンバー同士でグループ活動を行い、テーマを決めて研究した内容を来年3月15日(土)に発表する予定です。

ゆきぐに探究委員会事務局(探究・キャリア教育コーディネーター)松井千枝さん
「出会ったときは静かだった生徒が自分の言いたいことが言えるようになった。相手のことを知って自分のことを知ることや、活動の中でやりたいことを見つけてほしいと指導している。普段出会えない地域の人と出会えるつながりの場として開催できてよかった。みんなでプロジェクトを仲良くやっている姿をみるとやっていてよかった、2学期も楽しみ」

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