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はしご車乗車や災害救助犬とふれあい 消防・防災ひろばに1600人来場

2024年09月25日 18:05更新

子どもたちに防火・防災への意識を高めてもらおうと消防・防災ひろばが十日町地域消防本部で22日(日)に開かれ、親子連れなど訪れた1600人がはしご車の乗車体験や災害救助犬とのふれあいを楽しみました。

この催しは、子どもたちに楽しみながら消防や救命救急への理解を深めてもらうおうと、十日町地域消防本部が毎年開いています。この日は親子連れなど1600人が会場に訪れ、火災が起きて煙が充満していく時の避難方法や心臓マッサージなどを体験しました。 

また災害発生時に行方不明者の匂いを嗅ぎ分けて捜索する「災害救助犬」のデモンストレーションが披露されました。訪れた子どもたちは救助犬とのふれあいも楽しみました。

ふれあいを楽しんだ親子
「かわいかったし、楽しかった。お利口だった。おとなしくてびっくりした」

また、目玉イベントのはしご車の乗車体験では先着で訪れた45組が普段乗ることのできない地上15mからの景色を楽しみました。さらにその中から抽選で選ばれた2組がもう一段高い25mまではしごを伸ばす特別運転を体験しました。

体験した親子
「やっぱり高かった。上がるときは揺れはなかったが、下がるときに少し揺れた。天気がよければ眺めもよかったが、この天気なのでしかたがない」

また今年は新潟地震から60年、中越大震災から20年の節目を迎えたことにあわせ、災害に備える意識をより高めてもらおうと、今回のイベントから新たに自衛隊の車両や震災被害の写真パネルが展示されました。

十日町地域消防本部 山﨑哲嗣 予防課長
「20年もたつと過去の苦い思いを忘れてしまう。災害はいつやってくるか分からない。災害を思い起こして、いつか来る災害に備えてほしい。私たちには災害が起こらないという気持ちがあるかと思う。今回の消防ひろばで見て、教訓にしてもらいたい」

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