2025年03月25日 13:48更新
雪国十日町の暮らしや食文化に触れ、春の訪れを楽しむイベント「里山スノウリッチ*マーケット」が22日(土)に越後妻有里山現代美術館MonETで開かれました。
このイベントは、雪国の暮らしや食文化に触れ春の訪れを楽しんでもらおうと文化庁の支援を受け、十日町市と無印良品 直江津が共同で開いています。会場には市内や近隣地域から集まったグルメや雑貨のマルシェ、こども縁日などが並び、イベントには約千人が訪れました。
3年目となる今回、新たな企画として地元の郷土芸能で春を呼び込もうと、稲の豊作を祝う感謝の舞として300年ほどの歴史がある「赤倉神楽」が披露されました。これは市内赤倉集落の鎮守、十二社の祭礼で毎年9月に奉納されるもので市の無形文化財に指定されています。
またメインイベントの春のおにぎり選手権では、参加者が200円で一杯分の十日町産コシヒカリを購入し、ほっぽろ漬けやしょうゆの実など、15種類ほど並んだ雪国ならではの具材を選んで、自分好みのおにぎり作りを楽しみました。
市内から
「盛りだくさんです。いただきます。うまい」
「いつも自分が買うおかずのほかに、あまり見かけない物もあって楽しかった」
埼玉県から
「4つめです。違う味にした。コメがモチモチしていて甘みが合って大好き。ここで食べるのは景色とか空気の違いがあるのか家で食べるごはんと全く違う」
無印良品 直江津 五十嵐 めぐみさん
「いろんな世代の人たちが集まってほしいと思った。テーマが『春を迎える』なので出店者にも春をテーマにして集まってもらったり、内容を考えた。十日町の人たちが自分たちの町のことを盛り上げたり、好きになったらいいと思うので一緒にやれたらいいと思う」
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