2025年04月22日 15:44更新
長年にわたって地域消防に尽力してきた消防団員の功績を称える表彰伝達式が20日(日)に、市内3つの会場で開かれました。
昨年度中に表彰の対象となったのは十日町市、津南町で活動する消防団の中から個人35人と1つの防火クラブです。このうち消防庁長官表彰の永年勤続功労章には6人が選ばれました。
表彰伝達式は市内3つの会場に分かれて開かれ、このうち十日町総合体育館では32年間にわたって消防団の活動に尽くしてきた十日町方面隊の西方明副団長が代表して表彰状を受け取りしました。
十日町市消防団 十日町方面隊 西方 明 副分団長
「(消防団は)家族や周りが支えてくれるからこそできることで、私一人の力では32年は勤められなかった。本当にありがたく思っている。もう年齢が年齢なので引き際も考えている。若い子たちの後世にうまく引き継いでいけるような状態を考えながら活動している」
あわせて、水沢女性防火クラブに日本防火・防災協会から優良女性防火クラブ表彰が贈られました。クラブは、16年前から活動を始め、現在42人が所属しています。1年に4回ほど防火チラシの配布やパトロール車での巡回などを行い、防災を呼びかけているほか、手作りの防災かるたやグッズの製作。さらに高齢者の逃げ遅れを防ぐための健康教室でその名も「軍手体操」を開発するなど、幅広い活動でコミュニティの活性化にもつなげています。
水沢女性防火クラブ 櫻澤秀子 会長
「全国的に見ると会員はどんどん減っているが、私たちの地域はまた増えてきている。私たちも年をとってきた中で地域を見ているが、消火器は構わなくていいから自分の足で逃げる、命が一番大事ということで、また今年は減災に力を入れていこうと思っている」
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