2025年07月11日 18:33更新
高齢者を狙った特殊詐欺の被害防止に役立ててほしいと新潟県建設業協会十日町支部が11日(金)、防犯機能付き電話機15台を十日町警察署に寄贈しました。
この電話機は着信があった時に、かかってきた未登録の電話番号をランプやガイダンスで知らせたり、かけてきた相手に会話を録音することを伝えるなどの機能が付いています。
新潟県建設業協会十日町支部では子どもやお年寄りを犯罪から守ろうと、平成30年から地域の見守り活動を続けているほか、4年前からは防犯機能付き電話を地域に向けて寄贈しています。
この日は髙橋一志副支部長と杉谷清之副支部長が十日町警察署の山崎真吾署長に防犯機能付き電話機15台を贈り、警察から感謝状を受け取りました。
髙橋一志副支部長
「地域住民が安心して過ごせてもらうことが建設業界の発展にもつながるので、そういった観点からも住民の生活を助けるひとつの形だと思う。今後形が変わった詐欺が生まれてくるのではと予想するが、それはそれとして別の形で協力したい」
山崎真吾署長
「警察でも広報に努めているが、このような電話機があることで更に被害を防止することができる。非常にありがたい」
十日町署では十日町市と津南町に住む65歳以上の人が暮らす家庭を対象に、寄贈された電話機をプレセントするキャンペーンを実施します。はがきに住所氏名や家族構成、意見要望とあわせて「電話プレゼント係」と書いて郵送してください。応募期間は7月14日(月)から9月3日(水)までで、9月11日(木)から当選者に電話機が贈られることになっています。
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