2025年12月19日 14:50更新
生成AIを使って地元の飲食店などのポスターチラシを作る課題に十日町総合高校商業科マーケティング専攻の3年生が挑戦し、17日(水)の授業中にお披露目会が開かれました。

完成した地元のお店のポスターチラシ(一部を抜粋)
ポスターチラシはイラストやキャッチコピー、レイアウトまで、すべて生成AIを使ってデザインされたものです。十日町総合高校商業科でマーケティングを専攻している3年生19人は今年度、NPO法人市民活動ネットワークひとサポの出前授業で10回にわたって生成AIについて知識を深めてきました。
その授業の中では企業プロモーションを学ぶ一環として、市内の商業グループ、「とおかまち逸品会」に加盟する「ビア&ワイン レストラン サバス-SABBATH-」「モダン食堂KICHI」「越後妻有のごちそう家 ごったく」「ダイニングしみず」「食料品と惣菜の店 だいも」の5つの店舗の代表を招き、店舗の魅力や打ち出したいサービスについて生徒たちがヒアリングを行いました。

それを基に代表的な生成AIの「ChatGPT」や「Gemini」、デザインツールのCanvaなどに生徒たちが指示を与え、ポスターを仕上げました。
生徒
「全部AIで作ろうと思っていたが、細かい修正をお願いした時になかなか直らなかったり指示が難しく大変だった。AIを日常生活に生かすことでもっと生活を豊かにできることを学んだ」

市民活動ネットワークひとサポ コーディネーター 樋熊秀行さん
「みんな興味をもって聞いてくれた。AIのことが分からないからやらないのではなく、まずは使ってみて役に立つことがあれば役立ててみる。将来自分たちの商売などの宣伝に役立ててもらえると良いと思う」
今回生徒たちが作成したポスターチラシはもう一度情報を精査したのち、1000枚印刷してプロモーションに役立てられます。
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