2022年12月14日 08:55更新

障がい者が手がけた多様な作品を展示した作品展「第2回うおぬまアール・ブリュット芸術祭」が12月20日（火）から、越後妻有文化ホール段十ろうで始まります。

この作品展は、障がい者の個性や表現にはたくさんの人を感動させる力があるとして、魚沼地域の障がい者支援事業所の職員などが中心となって実行委員会を結成し、去年初めて開催しました。芸術祭のテーマは、表現者だけでなく、見る人の心も動かす「原動力」です。

去年の様子

今年は去年より広い会場で、魚沼地域の障がい者支援施設や特別支援学校などから募集した30点ほどの作品を展示します。テーマは「継続して作られているもの」です。何年も作り続けているもの、1日のうちに何時間も同じ作業に取り組んで作られたものなど、コツコツ積み重ねて磨きあげられた作品を見ることができます。

また、会期中は会場でワークショップも行われる予定です。どんなワークショップが行われるかは会場に足を運んでからのお楽しみということです。

去年の様子

「うおぬまアール・ブリュット芸術祭」は去年10月、十日町市の十じろう、わっかふぇを会場に初めて開催されました。その芸術祭が好評だったため、今年はより多くの人たちに作品を観賞してもらおうと、広い会場を借りる計画を立てました。その会場費としてクラウドファンディングを活用して支援を呼びかけ、目標額の50万円を達成し、計画通り越後妻有文化ホール段十ろうで開催できることになりました。

去年の様子

実行委員会（障がい者地域生活支援センターあおぞら）庭野純愛さん
「ぜひご来場いただき、作品から多様な世界観、圧倒的なパワーや原動力を感じていただけたらと思っております。ぜひお待ちしております」

第2回うおぬまアール・ブリュット芸術祭
■期間：12月20日（火）～24日（土）10:00～17:00（最終日は15:00まで）
■会場：越後妻有文化ホール段十ろう（十日町市本町1丁目上508-2）
■入場料：無料
■問い合わせ：TEL025-752-4444（社会福祉法人十日町福祉会障がい者地域生活支援センターあおぞら・庭野）
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