2022年11月05日 16:00更新
来年春に予定される県議会議員選挙に向け、十日町市中魚沼郡選挙区の現職で自民党会派の小山大志さん(45)と、尾身孝昭さん(69)が立候補を表明しました。定数2に対し、元津南町議で日本共産党県委員の藤ノ木浩子さんが立候補を表明していることから、選挙戦になる見通しです。
小山大志さん
「地域への尽力が最善の地域発展」
このうち1期目の小山さんは、自らの県政報告会で、2期目を目指すと表明しました。選挙では、これまでに取り組んだコロナ禍対策で国や県の支援事業と十日町市や津南町の事業所をつないで経営支援をしたこと、また魚沼や十日町地域における小中学校の若い教職員が意欲をもって働けるよう取り組んだ環境づくりなどを、さらに進めることを訴えたいと話しました。
小山大志さん
「次の任期も勝負し、この地域のために尽力しなければ。皆さんとともに形にすることが、最善の地域発展につながる」
この日は花角知事が出席し、「新潟県の元気づくりには若い世代などの起業、園芸に挑戦する動きが大切。小山さんといっしょにその人たちの背中を押して元気を作りたい」とあいさつしました。
尾身孝昭さん
「妻有地域の発展・振興に尽力」
一方、7期目の尾身さんも自身の県政報告で8期目への挑戦を表明しました。選挙では、地域の発展には農業が重要だとして、5GやAIの活用を進めることなどを訴えたいと話しました。
尾身孝昭さん
「次の時代に向けて、考えていることを1歩も2歩も前に進める。妻有地域の発展・振興に尽力したい」
そのうえで、これまでの実績として県立十日町病院の駐車場スペースを雪のある季節にあわせて幅を広くしたことや、地元の看護学校に通う学生の奨学金を、十日町病院に勤務した場合に返さなくてもいい制度を実現したことをアピールしました。
この日は花角知事が出席し、「尾身さんは県議団の重鎮。連携しながら十日町、津南地域、そして新潟県の元気づくりに取り組みたい」とあいさつしました。
十日町市中魚沼郡選挙区の定数は2人です。県議選を巡っては、元津南町議で日本共産党新潟県委員の藤ノ木浩子さんが立候補を表明していて、選挙戦になる見通しです。
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