2023年01月11日 16:52更新
3年ぶりに十日町市の消防出初式が9日(月)に行われ、関係者が市民の安全と消防団員の無事故を祈願しました。
消防出初式は新型コロナの影響で3年ぶりに開かれ、十日町市の消防団員や消防署の職員など110人が参加しました。
樋口茂吉団長
「防災力の強化・防火体制の充実強化を常備消防と連携を図り努力していく」
関口市長は「昨年、市内では大きな災害発生はない1年となったが、激甚化した災害は常にどこにでも起こりうる。市として団員の確保対策をはじめ装備の充実強化等の諸課題に取り組む」と話しました。
十日町消防によりますと、消防団員の数は平成24年2月時点では1995人いましたが、今年1月現在は1622人と、およそ10年で350人ほど減少しています。
服部勝志 消防長
「地域の実情がある中で少数精鋭で出来ることを考えていかなければいけない」
全員で恒例の「火の用心」三唱
十日町消防によりますと去年の火災件数は前の年と同じ18件でした。過去5年で見ると減少傾向にありますが、全焼した建物火災は5件にのぼり、1人が亡くなっています。
服部勝志消防長
「この地域では、たき火や野焼きの拡大による火災が非常に多い。雪消えの後、田んぼ仕事が始まる前に周りのカヤを片付けたいと野焼きをしてしまう。法律で禁止している野焼きについて広報して火災件数を減らしていきたい」
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