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雪がつないだご縁 30周年!世田谷区に松代の雪40トンをプレゼント

2023年01月25日 10:10更新

十日町市松代地区の雪を東京都世田谷区にプレゼントする交流がこのほど30周年を迎えました。記念の式典が今月8日に世田谷公園の新年子どもまつりで開かれ、会場には10トントラック4台分の雪で作られた「かまくら」や「雪の滑り台」が登場し、大勢の人でにぎわいました。

松代地区と世田谷区の交流は、旧松代町時代の昭和61年に始まりました。公民館事業で中学生が世田谷区の祭りに参加したことがきっかけで、平成4年からは毎年、松代地区が世田谷区に雪をプレゼントしています。

30周年を迎えた今回は、松代支所駐車場に積もった雪、10トントラック4台分が今月8日に世田谷公園で開かれた「世田谷新年子どもまつり」に運ばれました。

会場では30トンの雪を使った長さ20メートルほどの雪の滑り台のほか、残りの10トンを使ったかまくらが作られました。朝10時の開場後すぐに行列ができ、滑り台は最大2時間待ち。かまくらでの写真撮影は1時間待ちになるなど大盛況で、イベントには3万5000人ほどが訪れたということです。

会場では交流30周年を記念した式典が開かれ、世田谷区の保坂展人区長と渡部理枝教育長から十日町市の関口市長に感謝状と記念品の雪の滑り台が出デザインされたクリスタルプレートが贈られました。十日町市からは火焔型土器を3D化したクリスタルキューブを世田谷区に贈りました。

会場で保坂区長は大地の芸術祭で十日町市を訪れたことに触れ、会場の人たちにも松代棚田ハウスの利用などを促し「おつきあいは30年になり、離れていても心はつながっている。十日町は親戚の町」と来越を呼びかけていました。

関口市長も「新潟県、十日町市、松代のことを子どもたちに知ってもらって、今までずっと続いてきたお付き合いを続けていければ」と話していました。

両地域の交流としては今年度、「松代棚田ハウス」と「まつだい芝峠温泉雲海」の2施設が世田谷区協定保養施設に認定されたほか、来年度は松代地区で高齢化により耕作放棄地になった棚田に世田谷からボランティアが入り、復活させるプロジェクトがスタートする予定です。

※画像はすべて十日町市提供

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