2023年02月16日 18:36更新

十日町市立十日町小学校の5年生が、自分たちで制作した大地の芸術祭のオリジナルイメージソング「大地の奇跡」を広く発信しようと、CDを作って配ったり、PR動画を制作して発信を始めました。

十日町小学校の5年生44人は今年度、総合的な学習で大地の芸術祭について学んできました。そこで発見した魅力や思いを伝えようと学習のまとめとして芸術祭のオリジナルイメージソング「大地の奇跡」を作り、芸術祭の閉会式で披露しました。

歌詞は5年生がキーワードやフレーズを考えて紡いだものです。児童はこの曲を地域内外へも広く発信しようとこのほどPR動画を制作し今月13日からYouTubeの十日町市公式アカウントで公開を始めました。

さらにCDも作ってまつり実行委員長の関口市長や総合ディレクターの北川フラムさん、十日町情報館などに配りました。CDジャケットは5年生の有志4人が手書きで作りました。

宮澤希さん（左上のジャケット）
「十日町は山が近いのと、シャッターの作品「かまぼこフェイス」がお気に入りで描きました。たくさんまわってもコンプリートできないけど、作品を一つひとつ見ると魅力が分かって楽しいです」

塩川澪さん（右上のジャケット）
「芸術祭の作品や十日町の魅力、お米や着物などを描けるだけ描きました。観光客が増えたり住みたい人が増えたらいいなと思って描きました」

市川柚さん（左下のジャケット）
「清津峡トンネルを描きました。色々な場所をまわって調べたことなので、地元の人だけでなく全国の人にわかってもらえたら」

根津善一郎さん（右下のジャケット）
「曲の歌詞になっている作品を描きました。すごい労力かけて頑張ったと思う。十日町小学校の5年生の僕たちが作ったと思って聞いてもらえれば」

5年生は来月4日に越後妻有交流館キナーレで開かれる里山スノウリッチマーケットでも「大地の奇跡」を披露することになっています。

江村優斗さん
「大地の芸術祭のおもしろさや見どころを、細やかなところまで教えてPRしたいです」

村岡蓮夏さん
「大地の芸術祭は十日町にただひとつなので、全国の人に来てもらいたい。魅力を多くの人に知ってもらえるように、世界中の人たちに伝えたいです」