十日町タウン情報

  1. 十日町タウン情報
  2. JCVニュース
  3. 「明石の湯」廃止再検討を求めて市議有志が緊急要望書

「明石の湯」廃止再検討を求めて市議有志が緊急要望書

2023年03月02日 14:19更新

十日町市は越後妻有交流館キナーレにある「明石の湯」を年度末に閉館し、次の大地の芸術祭に向けて、美術館にリニューアルする方針を示しています。これに対して市議会議員の有志5人が28日(火)、閉館の再検討を求める緊急要望書を市に提出しました。

十日町市の渡辺正彦産業観光部長に要望書を手渡したのは、十日町市議会議員の有志5人です。要望したのは次の3点です。

一つ目は明石の湯をなぜ閉館しなければならないのか、市民が納得できる説明の場を設けてほしい。二つ目は芸術祭の拠点施設として早急な改修をせず、市民との合意の上で進めてほしい。三つ目は美術館にする場合はどのような展示をしたり予算付けをするのか計画を明らかにすることです。

要望した市議5人は明石の湯を巡る問題についてキナーレ周辺の、南部・中央・東部・田川町、新座、美佐島、大井田の7地区振興会の3651世帯に独自でアンケートを行いました。回収率は2月20日時点で54%です。アンケートの結果、明石の湯の継続か廃止を尋ねた質問では「継続」が68%、「廃止」は14%で「どちらともいえない」が18%でした。

このうち廃止を選んだ人に施設の活用方法を尋ねたところ、「美術館として活用」が45%、「美術館以外で活用」が55%に上ったということです。また今後の大地の芸術祭について質問したところ、「今の方向性で」と答えたのが36%、「見直しが必要」が35%、「どちらともいえない」が29%でした。

要望書を受け取った市側は、明石の湯関連の議案が提案される3月議会での議論と結果を踏まえて回答するとしています。

この記事が気に入ったら
十日町タウン情報にいいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でJCV Fan !をフォローしよう!

Copyright (C) 2024 十日町タウン情報 All rights reserved.