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朝採りの新鮮アスパラを新幹線で東京に直送!

2023年05月24日 10:03更新

東京都で開かれた十日町の産品を販売するイベントにあわせて、当日朝採りされた当間高原の新鮮なアスパラが23日(火)上越新幹線で直送されました。

東京に送られたのは、十日町市の株式会社美郷が生産する「かまくらアスパラ」です。当日の朝5時に収穫された60kgが、JR東日本の荷物輸送サービス「はこビュン」を利用し、新幹線で東京に直送されました。

朝採れのアスパラの直送を企画したのは、十日町産のコメや妻有ポークなどを首都圏の飲食店に卸している十日町地域地場産業振興センターです。センターでは一般消費者向けに、新宿区のJA東京アグリパークで地元産品を販売する春の収穫祭を開いていて、目玉のひとつに旬の朝採れアスパラを会場に届けようと考えました。

生産者の美郷では、標高400mほどの当間高原で「かまくらアスパラ」を3.5ヘクタールに作付けしています。植え付けから4年間は収穫せず根を育てるため、出来上がるアスパラは直径2cm以上と太く、甘みが強いのが特徴だということです。

株式会社美郷 富井久雄 代表取締役社長
「朝採りの鮮度なアスパラはカットすると根本から液が垂れるくらい新鮮。普段は朝採りしたのをお昼に出荷するのでどうしても届くのは翌日。朝採ったものがお昼には食べてもらえるのはありがたい。我々自慢のアスパラを一番味わってもらえる。2Lの太いのは素材の味が分かるので焼いて食べてもらいたい」

十日町地域地場産業振興センター 岩船眞人 専務理事
「朝採れた新鮮なものを一刻も早く東京の人に召し上がっていただきたい。いつもはトラック便だが、JRの取り組みを聞いて一回使わせてもらった。夏になると茶豆もある。アグリパークでもかなり売れているので、その辺も考えてみようと思う」

アスパラはこの日、越後湯沢駅から午前9時29分発のたにがわ406号に積まれ、1時間30分ほどで東京駅に着きました。JR東日本によりますと、十日町市から「はこビュン」を利用して東京へ地域産品を送るのは今回が2回目ということです。

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