2023年06月09日 14:57更新

6月9日（金）、「ロックの日」にあわせて盗難被害を防ごうと、十日町カトリック天使幼稚園の年長園児が十日町警察署から「かぎかけ係」に任命され、スーパーの前で「鍵かけ」を呼びかけしました。

十日町警察署のかぎかけ係に任命されたのは十日町カトリック天使幼稚園の年長園児7人です。園児は、はじめに警察官の家族が手作りした、それぞれの似顔絵入りの任命書を山岸信行署長から受け取りました。

このあと、かぎかけ係は原信十日町店の入り口に移動し、買い物客にチラシの入ったポケットティッシュを配りながら、自宅や乗り物の鍵かけを呼びかけました。

 また停車中のパトカーの助手席に乗ってマイクでアナウンスにも挑戦しました。

アナウンス
「おでかけをするときは、じたくにかならず、かぎをかけましょう」

園児
「自宅に鍵を閉めましょうと、呼びかけました」

十日町警察署によりますと管内では去年、空き巣や忍び込みなどの被害が12件ありました。このうち鍵をかけていなかったケースが8件と無施錠率は66.7％でした。またオートバイや自転車などが盗まれたのは8件で無施錠率は62.5％。このほか車の中の金品を狙う車上荒らしは4件で無施錠率は100％でした。

警察によりますとコロナ禍が落ち着き、人出が活発になる中で、盗難犯罪も県内全体で増加傾向にあるということです。

十日町警察署 山岸信行署長
「地域がらもあって、留守にするとき、ちょっとだからと鍵をかけないお宅が多いと聞いている。家を留守にする際、車を離れる際、自転車を置く際、ぜひ鍵かけをしっかりしてもらって防犯対策をしていただきたい」