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十日町インターチェンジに「道の駅」整備へ 市が概要案示す

2023年06月13日 14:56更新

上越魚沼地域振興快速道路の「十日町道路」に建設予定の(仮称)十日町インターチェンジ周辺に、十日町市が広さ3万7000平方メートルの「道の駅」を整備する案をこのほど市議会に示しました。

十日町市は平成29年に十日町インターチェンジ周辺の土地利用に関した基本構想を策定しています。具体的には、広い駐車場や観光や地域情報の発信機能、地場産品の販売施設に加え、災害時の拠点機能などを盛り込んでいます。

このほど市が示した整備概要案によりますと、道の駅全体の面積は3万7000平方メートルです。

内訳は物産直売所やレストラン、観光案内所、トイレなどがあるエリアが1万平方メートル。オートキャンプエリアなど屋外レクリエーションと公園のエリアが1万平方メートルです。

またヘリポートや備蓄倉庫、芝生広場などを備えた防災活動拠点が1万7000平方メートルとなっています。市では今後、インターチェンジの建設計画の進捗にあわせて、関係機関と協議を進めながら具体的な内容を決めるとしています。

また場所についても計画の進捗を見ながら、伊達地区のほ場整備事業にあわせて用地を確保することを検討していきます。市では今後、7月に水沢地区インター推進協議会に今回の案を説明し、9月以降は施設の位置や面積の合意形成を図るため、ほ場整備事業と協議を進める予定です。

この施設が整備されると、十日町市内で4つ目の道の駅となります。このうち既にある道の駅クロステンの面積は6700平方メートルです。今回の施設が完成するとクロステンのおよそ5.5倍、市内で一番広い道の駅になる見込みです。

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