2023年06月29日 11:29更新
毎年全国から自転車愛好家が訪れるサイクリングイベント「ツールド妻有」の魅力を学ぼうと、28日(水)十日町市立中里中学校の生徒が実際のコースを見学をしました。
「ツールド妻有」は「大地の芸術祭」の開催に合わせて2006年から行われているサイクリングイベントです。里山や棚田など美しい景観を楽しみ、サイクリングの途中にはまちなかで作品を鑑賞したり、住民が手作りしたグルメを味わいながら完走を目指します。多いときには全国から1000人以上が参加します。
実行委員実行委員会 小針伸広さん
「この地域のファンが来るので、ホームに向かい入れるような気持ちで、外から見た地域の良さを聞き出してもらうことを学んでもらいたい。地域の素晴らさがあることの気付きになってもらえたらうれしい。元気はつらつな姿をみせてもらいたい」
中里中学校は、イベントのスタートとゴールになるミオンなかさとが近いことから、一緒に盛り上げようとツールド妻有ついて学んでいます。この日は1年生の20人が、ツールド妻有の実行委員の小針伸広さんと、実際に参加者が走るコースをバスで巡りました。
選手が休憩するエイドステーションになっている儀明トンネル付近では毎年、地元で採れた冷やしたキュウリやジャガイモの煮物などを振舞っています。
ここでは、実際にボランティアとして参加している地元の人から話を聞きました。
生徒
「ボランティアに携わっている人の話を聞いて、ツールド妻有のことが分かって興味をもった。一生懸命走ってきて疲れていると思うので温かく迎え入れたい」
「やっていることは知っていたが、こういうコースを走っていたのは知らなかったので驚いた。大きな声で『お帰りなさい!』とか『お疲れ様です!』と伝えたい」
生徒は今回見てきたコースの様子や地元の人から聞いた話をまとめて、今月全校生徒の前でツールド妻有の魅力を発表することにしています。
中里中学校では大会当日にボランティアとして参加する生徒を募っていて、ゴール会場で豚汁を配ったり、完走状を手渡ししたりサポートします。
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