2023年07月10日 17:29更新
アンダースローの投手として国内プロ野球やメジャーリーグで活躍した牧田和久さんの少年野球教室が、9日(日)に十日町市総合公園野球場で開かれ、十日町市と津南町の子どもたちが一打席一球勝負で、牧田さんが投げるサブマリンの球に挑戦しました。
牧田和久さんはアンダースロー、いわゆるサブマリン投法の名手として、埼玉西武ライオンズや東北楽天ゴールデンイーグルスのほか、日本代表やメジャーリ―グのサンディエゴパドレスでも活躍し、去年現役を引退しました。
この催しは、十日町と津南エリアで少年野球教室を運営している事務局が全国で指導している牧田さんを招いたもので、地元からは「川治妻有」と「津南フェニックス」の2チームから54人が参加しました。
牧田さんはキャッチボールやノックを通して、子どもたちに捕球から送球に至るまでの身体の使い方など、基本の動作を丁寧に教えていました。
川治妻有の参加者
「キャッチボールの投げ方を教えてもらった。ボールが早いところがすごかった」
「バウンドは前から取らないで、少し横から取ることを教えてもらった。アンダースローの投げ方がすごいなと思った」
教室の最後には6年生と牧田さんによる一打席一球勝負が行われ、子どもたちが本物のサブマリンの球に挑戦しました。
津南フェニックスの参加者
「守備のファーストの時に、セカンドに止まって送球したが、体ごと一緒に送球した方がいいと教えてもらった。これから教えてもらったことを、大会などで生かしていきたい」
「一打席勝負の時に球が速いし、球が浮き上がってくるので難しかった。牧田選手に教えてもらったことをしっかり意識しながら練習したい。守備のショートの時に、下半身の重心を左側にすると、送球がうまくいくと教わったので、これからも意識したい」牧田和久さん
「子どもたちが元気よく楽しく野球をやれていたので、僕としてもうれしかったし、教えがいのある野球教室だった。小さな町からでも、野球選手が一人でも多く出てほしいと思っているし、そのためにも僕たち元プロ野球選手が足を運んで教えていけたらいいなと思っているので、いい機会だった。ミスをしてしまうとプロ野球選手でも下を向きがちだが、マイナスに思わずに切り替えてミスを反省し、次同じミスをしないように考えてやっていけたらもっとうまくなる。向上心を持って練習してほしい」
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