2023年07月26日 16:35更新
待っていました!この音色!
4年ぶりに完全復活する十日町おおまつりに向けて、まつりを盛り上げる「俄」のお囃子の練習が始まりました。
俄は、諏訪神社の秋季大祭を盛り上げようと、各町内を練り歩く舞踊やお囃子のための移動舞台のことです。上町、下町、宮下と三つの地域の俄が一斉にお囃子やパフォーマンスを行う「三俄競演」は、まつりの見どころのひとつです。
このうち、市内駅通りから本町6丁目方面一帯を仕切る下町の若衆連中は、24日(月)から四ツ宮神社でお囃子の練習を始めました。この日は若衆のメンバーが約30人集まり、笛を吹いたり、太鼓をたたいたり、感触を確かめました。
参加者
「みんなで楽しく、まつりを盛り上げようという雰囲気が好き。久しぶりなので、今まで以上に盛り上げて、やっぱりまつりは楽しいなと、十日町や見に来た遠方の方に、思ってもらえるような演奏をしたい」
参加者
「4年ぶりなので、肺活量も落ちているし、ちゃんと吹けるか心配。地域の人に喜んでもらえるように、心を込めて演奏したい」
参加者
「太鼓を叩いたり、俄の綱を引っ張るのが楽しい。太鼓の楽譜がなく、動画を見たりして覚えた。タイミングがまだつかめていないが、たぶん大丈夫」
下町俄は三俄の中でも最も古く、天明5年(1785年)から230年以上の歴史があります。今年の下町俄には若衆80人ほどが参加する予定です。このうちお囃子を担当するのは30人ほどで、最年少は小学5年生です。
下町若衆連中 会計 小宮山優太さん
「4年ぶりなので楽しみ。ワクワクしている。楽譜は無く、先輩方の手の動きと、音色を聞いて練習している。ことしも来年も頑張るぞという気持ちでいきたい」
十日町おおまつりは、8月25日(金)から27日(日)にかけて、市内駅通りや本町通りなど市街地で行われます。
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