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「雪原学舎」に向けてインターンシップ 学生が活性化アイデアを議論

2023年08月10日 18:21更新

十日町市本屋敷の旧貝野小学校を冬に特化したキャンプ場にリノベーションする「雪原学舎」プロジェクトに向けて、改修工事を行う丸山工務所が、学生たちにリノベーションのアイデアを考えてもらうインターンシップを開きました。

丸山工務所のインターンシップは旧貝野小学校の本格的な改修が始まるのを前に、学生たちから施設が良くなるアイデアを募ろうと8月2日(水)から始まりました。1日のみ、3日間、10日間と3つのコースを設けたところ、十日町市に所縁のある7人の学生から応募がありました。

学生たちはそれぞれの期間中、校舎内のリノベーションをはじめ、オープン後の広報やイベントの運営についてや、地域との連携した商品開発などをテーマにアイデアを出し合いました。このうち10日間コースを選択した柳良太さんは立正大学の地理学科で測量や地域活性化策などを学んでいる3年生です。

インターンの現場では、児童玄関のあった下駄箱部分を明るい雰囲気にしてキャンプ場の利用者を迎い入れようとアイデアを練っていました。

柳さん「下駄箱1つ1つにライトを置いて、全体がぼやっとするようにライトアップする感じを考えている。反対側には鏡をつけて写真スポットのようになれば」

この日は実際に下駄箱に光源を入れて、どういう風に灯るか色合いや使用する材質などを確かめていました。

柳さん「自分は十日町が大好き。自分がアイデアを出すことで、この雪原学舎に若い人が沢山来て、十日町にUターンしてくれる人や移住者が増えれば」

丸山工務所 総務・経理部 上村 仁課長「我々が雪原学舎をやることを決めた大きな目的は、地域に若い人たちが戻ることを目指してやっている。地元出身の若い人たちが来てくれて、一生懸命日町のことを考えて、楽しいまちにしようとアイデアを出したのはすごいうれしいし、ぜひ実現化したい」

今回、学生たちから提案されたアイデアは丸山工務所が引継いで、実現化を目指します。冬に特化したキャンプ施設「雪原学舎」は9月から本格的に改修工事に入り、ことし12月にプレオープン、来年1月からグランドオープンの予定です。

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