2023年08月14日 17:56更新
松之山にある森の学校キョロロで開館20周年を記念したイベント「子ども一日館長」が11日(金)に開かれ、地元の小学生が博物館の裏側の仕事を体験しました。
このイベントはキョロロの開館20周年にあわせて開かれました。一日館長を務めたのは日頃からキョロロの様々なイベントに参加している、地元のまつのやま学園の小学5年生大谷成輝さんです。
大谷さんは初めに、カブトムシルームで餌やりや掃除などを手伝いました。
続いて展示されているカエルやヘビに餌を与えました。餌のバッタは施設のまわりの草むらで大谷さん自らが採集してきたものです。
このほか別のイベントで使うダンゴムシ迷路の準備など、博物館の裏方の仕事も体験しました。
最後は特別に、一般公開されていない高さおよそ30メートルの展望台の屋上にのぼって松之山の絶景を味わいました。
大谷成輝くん
「カブトムシのメンテナンスと、まだ経験できていなかったことができて楽しかった。展望台の上があることを知らなかったし、すごいなと思った。いろいろな生き物と関われたのでそこがよかった」
森の学校キョロロ 小林誠さん
「博物館でいろいろな子どもたちに楽しんでもらう裏に、実はいろいろな仕事があることを体験してもらい、より博物館を身近に感じ、博物館の仕事の意味を感じてもらえたらうれしい。図鑑だけでは学べないことを実物を通じてリアルに体験し、里山の自然の楽しさ、学ぶことの楽しさを体験してもらえるとうれしい」
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