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十日町おおまつり2日目 みこし渡御に三俄競演!

2023年08月26日 23:52更新

十日町おおまつり2日目、総鎮守諏訪神社の例大祭が始まり、全国的にも珍しい八角みこしが地域を練り歩き始めました。また夕方にはラポート十日町前で4年ぶりに三俄競演が行われました。

諏訪神社境内では午後1時から関口市長をはじめ、祭りの関係者が集まり、発輿祭が行われました。「おいよい!」の掛け声で始まったみこしの出発にあわせて、コロナ禍前で恒例だった昔ながらの餅まきも復活し、諏訪神社でお祓いした米、30kg分の餅と、お守りが振舞われ、多くの人で賑わいました。

諏訪神社秋季大祭委員会 三輪満雄 委員長「これだけ若い人が集まってくれるのは喜ばしいこと。十日町も捨てたもんじゃない。一つは元気で我々がお祭りができる、おみこしが担げるということにみんなに感謝してもらう。大事な原点に戻ることだと思う。あと神様を町内の人たちが待っているので、隅々までお連れする形にしたいと思う」

「コロナ禍の中で元気が出なかったという中、今回はみこしを隅々まで連れて行かしてもらう。我々は一年間精進を重ねてきたつもり。そのエネルギーを一滴も残さないで発揮してもらう。27日の夜、坂をのぼる一番難儀な時に、新しいエネルギーを神様からいただく。それを向こう一年間、毎日の生活の中で発揮していけば、平和で豊かな地域になるのでは」

一方、みこしが町を練り歩く中で午後3時ごろから急な雷雨が十日町一帯を襲い、越後妻有交流館キナーレ付近を練り歩いていた一行が、ずぶ濡れになるハプニングにも見舞われましたが、午後6時過ぎには本町2に設けられた御仮屋に無事に戻りました。

そして雷雨のあけた夕方、本町通りが通行止めになるとラポート十日町前で上町、下町、宮下と三俄による競演が始まりました。俄は各町内を練り歩く舞踊やお囃子のための移動舞台です。

それぞれの俄が踊りやお囃子のパフォーマンスを順々に披露していき、フィナーレでは三つの俄がそろって回転して、迫力のあるパフォーマンスを披露すると、沿道に集まった観衆から大きな拍手が沸いていました。

下町若衆連中 責任者 岩本好弘さん「4年ぶりの競演は新鮮。一生続けていければ最高。絶対なくしてはいけないもの」

上町俄若衆連中 代表 関口多聞さん「やっぱりいいですね。上町・下町・宮下みんなそれぞれの俄を久しぶりに見て気分が上がった。若い人もうまくやってくれたし、踊りの先生も良い踊りを踊ってくれたのでとても満足。4年間やりたい気持ちがあったが、中止にしなければならなかった。伝統のあるものなので、中止にするのも大変。ここにきてやっと報われたので良かった」

宮之下俄若衆連中 会長 塩川和博さん「無事に終わってよかった。芸人さんはじめ、楽工の子たちも頑張ってくれたので、非常に良い競演だったと思う。また来年も来てくださいというのが一番。また来年も楽しく祭りをしましょう」  

このほか奉納煙火大会も行われ、市街地の夜空を花火が飾りました。十日町おおまつりは27日(日)最終日を迎え、夜は荒みこしとも呼ばれるみこし渡御の諏訪町入りでフィナーレを迎えます。

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