2023年08月29日 18:28更新
小学校の始業式にあわせて29日(火)、十日町警察署は市内で初となる持ち運びできる速度違反の自動取締り装置を西小学校の通学路に置いて、取締りを行いました。
ことし3月、新潟県警察本部に1台導入され、県内全域で使われています。今回の取締りは小学校の始業式に合わせて、十日町署が県警本部に装置の設置を要請したもので、西小学校の通学路、西本町1丁目の西線通りに設置されました。この道路の制限速度は時速40キロです。
新潟県警 近藤芳靖 警部
「我々の取締りは、速度を抑止して交通事故を無くすことが目的。検挙することが目的ではありませんので速度が抑止されて、交通事故が減少すればと思う」
警察によりますと、この装置は速度超過の車を感知すると自動的に写真撮影を行い後日、警察から違反者に通知が届くシステムです。従来の取締りでは少なくとも警察官3人以上で対応していましたが、この装置を使えば、人員は1人で済みます。
また、違反車の駐車スペースの確保も必要なく、道幅が狭い生活道路や通学路での取締りが可能となります。この日は午前7時から1時間30分ほど、取締りが行われましたが、違反車はいませんでした。
新潟県警 近藤芳靖 警部
「通学路や道幅の狭い生活道路は、ちょっとしたスピード違反が、重大な事故につながる。悲惨な事故が起きないように、安全運転に努めていただきたいと思う」
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