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アイデアの宝庫!発明工夫模型展・生物標本展

2023年09月11日 15:28更新

十日町市と中魚沼郡の小中学生が夏休みに作った模型工作や標本などの作品展が9日(土)から3日間、十日町市千手中央コミュニティセンターで開かれました。

砂で描かれたモナリザに、内臓まで全て新聞紙で作られたサケの模型。いずれの作品も、地元の小中学生が夏休みに作ったものです。

今年は、発明工夫・模型の部に314作品、標本・観察記録の部に192作品の合わせて506作品が出品されました。

これは、発明工夫の部で北越急行賞を受賞した西小学校6年、中沢心美さんの作品「人と地球に優しいスノーブラシ」です。アーム部分を曲げることで、車の天井に積もった雪をかき出しやすくした雪国ならではのアイデア作です。

アーム部分の材料には空き缶のアルミを、雪をかき出す部分には車が傷つかないよう、履かなくなった靴のソール部分が貼り付けてあります。

これは、昆虫標本で小学校上学年の部の優秀賞を受賞したまつのやま学園の4年生、南雲琉唯さんの作品「うらだのトンボのひょう本」です。去年9月から1年間を通して25種類のトンボの採集をし、標本にした力作です。審査員から「横向きの標本を一緒に展示することは種の同定に役立つ」と評価を受けました。

この作品は、模型の部で十日町市議会議長賞を受賞した中条小学校6年山田優花さんの作品「十日町きものまつり~9年後の私の未来へ~」です。十日町市で5月に行われた、きものまつりの様子を20日以上かけて模型で表現しました。

山田優花さん
「20歳の集いでもあって、着物を楽しむ行事ということが分かった。今、私は11歳で9年後に祭りがあったら、友達と一緒に着物を着て楽しみたいと思い作った。ミス十日町の着物女王のベスト3のところが見どころ。前回より良い賞をとれてとてもうれしい。県の展示会では、できるだけ上の賞がとれたらいいと思う」

着物は折り紙で作ってあり、祭りの会場となる本町通りの建物も再現しています。

優花さんの父
「難しいと思ったが娘がどうしても、きものまつりが作りたいとのことで手伝ったが、ほとんど娘が作った。今までで一番良い作品が出来たと娘が言っているのでよかった」

今回入選した作品は来月、発明工夫と模型の部は、県立自然科学館で開かれる県展(10月18日~22日)に、標本の部は、長岡市さいわいプラザで開催される昆虫標本展(10月31日~11月5日)に出品されます。

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