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仁田集落で熊野社大祭 芸術祭の子ども山車初登場!

2023年09月12日 16:54更新

十日町市川西地区の仁田集落で熊野社大祭が9日(土)から2日間にわたって行われ、大地の芸術祭の作品、子ども山車の「あの山この山」が祭りに初登場しました。

これが子ども山車「あの山この山」です。去年の夏、大地の芸術祭で北海道出身のアーティスト、長谷川仁さんが地元の子どもたちと制作したもので、今回初めて仁田の熊野社の秋祭りに登場しました。

山車の屋根は地元の庄司山をモチーフに形取られていて、子どもたちがタイルで作ったキツネや植物などが散りばめられています。

この日は、祭礼行列として大人みこしの先陣を切って30人ほどの子どもたちが、元気なかけ声をあげながら子ども山車を引っ張り、橘小学校脇から熊野社まで集落を練り歩きました。

子ども山車 参加者
「山車はキツネを作った。ほかには花や山の絵柄がある。けっこう重い。友達と引けて楽しかった」
「重たいけど、みんなと協力して楽しみながら引いている」
「友達と協力して、もっと仲よくなれる所がいいなと思う。みこしも担いでみたい」

山口哲夫 祭礼実行委員長
「今、思い出を作って、実際に自分たちが大人になった時に、また祭りを懐かしく思って、祭りに積極的になってもらえればいい」

続いて出発したのは、仁田熊野社神輿会の30人が担ぐ大人みこしです。祝い歌の天神囃子を歌った後「そいや!」のかけ声とともに地域を練り歩きました。

仁田熊野社神輿会は平成11年に結成。メンバーは90人ほど。6年前には青年部と女性部も新設され、祭りだけでなく日頃の地域行事など、地域活性化にも力を入れています。

神輿 参加者
「4年ぶりの開催で地域も盛り上がっている。暑いが気合いで頑張りたい」
「最高です。やっぱりみこしが出て、はっぴを着ないと、夏が終わらない。祭りは大好き。特に仁田の祭りが好き。これからもこの勢いを伝えつつ続けていきたい」
「みこしは大好き。やっと担げた。20年前から担いでいる。この4年間何も無かったので楽しんでいる。若い人たちも含め、一致団結して一緒に頑張っていきたい」

山口康司 会長
「今年も新人が5人入った。世代交代が少しずつ進んで、良いように若返っていると思う。これで終わりでは無く、とにかく継続していくのが一番。気持ちが一つになって、みんなで頑張ろうと盛り上げていくのは、私の係かなと思っている」

この日の夕方からは神社の境内で「よいやらさ」と「大の坂」の2曲の踊りを繰り返すフィナーレを飾る「地踊り盛大」が行われ、200人ほどが訪れました。

来場者
「子どもたちが地踊りに参加してくれてよかったと思う。これが祭りだね。最後は地踊り盛大に踊って締めないと」
「地域の皆さんがすごく頑張ってくれて、協力をしてくれて、天気もよく、最高の祭りだった。この活気がずっと続いてくれますようにと祈る」

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