2023年09月25日 18:47更新

子どもたちに消防の仕事にふれてもらうイベント「消防ひろば」が24日（日）、十日町地域消防本部で開かれ、親子連れなどが消火体験やはしご車への乗車を体験しました。

この催しは、子どもたちに防火や救急への意識を高めてもらおうと、十日町地域消防が開いているもので、コロナ禍があけて4年ぶりの開催となりました。

会場では消防車両の乗車体験のほか、水の入った消火器を使った消火体験などが行われ、親子連れなど約1000人が消防士の仕事に触れました。

煙体験の参加者
「真っ白で何も見えなかった。どこが出口か分からなかった。この状況になったら、少ししゃがんで、玄関まで行って外に出る」

車両乗車体験の参加者
「かっこよかった。車体が高く、中が広かった。消防ひろばに来て、火事にならないようにしたいと思った。火をつけたままにしないよう気をつけたい」

また消防職員がはしご車を使った高い場所での人命救助と、放水の消火訓練を披露しました。

この後、はしご車の乗車体験が行われ、抽選で選ばれた30組60人が地上20ｍの景色を体感しました。

はしご車体験の参加者
「揺れたりはしなかったけど、すごく高かった。こわくなかったが、20ｍあると言っていた」
「全然揺れは感じなくて、下りるときに少し揺れを感じたくらい。すごい高かったが気持ちよかった。いろいろな体験ができて楽しかった」
「将来、消防士になりたい！」

渡邉裕也 副士長
「消防署ってどういうものなのかを改めて住民の皆さんに、見てもらいたい消防ひろばを通じて、まずは楽しんでもらって、火災予防や救急の適正利用を少しずつ知っていってもらいたい。あとは、大人になってこの消防ひろばで消防士を目指しましたという子どもがいてくれたらうれしい」