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担い手不足解消へ 管工事業協同組合が松代高校で初の出前授業

2023年10月06日 11:02更新

人材不足が課題となっている管工業界に興味をもってもらおうと、県立松代高校で水道や配管工について学ぶ出前授業が2日(月)に開かれました。

この出前授業は業界の担い手不足を解消しようと十日町市管工事業協同組合が地元の高校で初めて開きました。組合の青年部3人が1年生45人に、市民のライフラインである水道管の配管や水漏れを直す管工事業の仕事内容について説明しました。

管工事業組合では、市の上下水道局と協力して水道水を供給する水道施設の維持管理を行っています。浄水場や配水池から各家庭につながる水道管に水漏れがあった場合、市からの依頼を受け、ただちに修理に向かいます。そのための待機を含めると365日24時間休みがありません。出前授業では、一般家庭の水道管の引き込みをはじめ、妻有文化ホール段十ろうのトイレ工事や、児童センターめごらんどで施工した配管の様子が写真で紹介されました。

最後に講師の青年部佐藤頌部長が、道具や材料、設備工事や修理作業など覚えることが多いが、地域の人たちの生活に必要性が高い仕事でやりがいがあると生徒にこの仕事の重要性を伝えました。

1年生「いままで管工事業のことは知らなかった。見えないところでも活躍していることが感じられてよかった。やってみたい気持ちもあるが難しさもある」

十日町市管工事業協同組合青年部 佐藤頌部長
「出前授業では専用語を使わないように心掛けた。水道は大事な財産、それを守るには配管工事業者がいないと届けられない。今は担い手不足、十日町市のインフラを守るために少しでも興味をもってもらいたい」

 

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