2023年10月03日 17:14更新

思い出が詰まった人形との別れに感謝の気持ちを伝える供養祭が3日（火）、ラポート十日町葬祭センター虹のホールで営まれました。

人形とぬいぐるみの供養祭は、虹のホールで2年に一度営まれています。虹のホールには、市民から人形やぬいぐるみの供養をしてもらえないかという声が寄せられ、2003年から2年に一度供養祭を営んでいます。

ラポート十日町 山本雅一さん
「市民の声があり供養祭を始めた。大事にしていた人形を供養して、優しい気持ちになってほしい」

今回は、市民や園児などから持ち込まれた日本人形やひな人形、キャラクターのぬいぐるみなど3500体以上が持ち込まれ、地元の愛宕幼稚園の園児などが参列する中、供養されました。

このあと園児が一人一人祭壇の前で焼香をあげました。

供養を執り行った十日町市川原町、来迎寺の小林弘明 住職は「2年に1回人形に今までありがとうという気持ちを最後に伝えるお別れの儀式。人形やおもちゃを使う時は、いつも大事に使ってください」と話していました。

園児
「人形にバイバイした」
「悲しい気持ちになった。人形にさようなら」

供養のために納められた供養料は全額市の社会福祉団体へ寄付されるということです。