十日町タウン情報

  1. 十日町タウン情報
  2. JCVニュース
  3. 松之山の介護老人保健施設「希望の里 松涛園」が年度末で事業閉鎖へ

松之山の介護老人保健施設「希望の里 松涛園」が年度末で事業閉鎖へ

2023年10月05日 11:58更新

社会福祉法人松涛会が運営する十日町市松之山浦田にある介護老人保健施設「希望の里 松涛園」が2日(月)、今年度末ですべての事業を閉鎖することを発表しました。

法人のホームページなどによりますと、松涛会は十日町市松之山のほか、上越市や千葉県千葉市などで介護老人保健施設や特別養護老人ホームなどを運営しています。その中でも希望の里松涛園は法人が最初に開設した施設として、1999年に事業を開始しました。施設定員は入所が100人、通所リハビリテーションが45人となっています。

法人が発表した事業閉鎖の理由として、松涛園の収支状況が長期にわたって悪化し、法人の系列施設からの支援に限界が生じていること。看護と介護職員の人員不足が長年続いていて、松涛園の立地条件がハンディとなって、今後も新たな職員確保がきわめて難しいこと。さらに、施設開設から24年が経ち、経年劣化で多くの設備が不具合を抱えるなか、更新費用の捻出が難しく、故障の際に対応不可能な事態を招く恐れがあることの3つをあげています。

現在の利用者に向けた対応として「長い間ご愛顧いただきながら、今後松涛園でのご利用が継続できなくなり、大変申し訳なく存じます。ご利用者の皆様には今後の御意向について個別に確認をさせていただき、家庭への復帰、当法人が運営する上越市の施設を含む新しい事業所への紹介やあっせん等、法人が責任をもって取り組ませていただく所存です」とコメントしています。

この記事が気に入ったら
十日町タウン情報にいいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でJCV Fan !をフォローしよう!

Copyright (C) 2024 十日町タウン情報 All rights reserved.