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十日町地域広域事務組合 発足50周年記念式典

2023年10月05日 09:39更新

地域の消防業務を担う十日町地域広域事務組合が発足から50周年を迎え、記念式典が3日(火)に越後妻有文化ホール 段十ろうで開かれました。

十日町地域広域事務組合は、消防業務を担う組織としてかつての十日町市、津南町、川西町、中里村によって1972年に発足しました。現在は十日町市と津南町で、職員114人体制で組織されています。

また家畜指導診療所も運営し、管内の畜産農家の支援や防疫体制の強化にも取り組んでいます。式典には組合管理者で十日町市の関口市長、副管理者で津南町の桑原町長をはじめ、職員や来賓など約220人が出席しました。

関口市長
「消防本部新庁舎建設にあたっては、ドクターヘリや新潟県防災ヘリ離着陸が冬期間でも24時間可能な十日町地域防災ヘリポート、さらに、新たな訓練棟といった設備の整備を行ったことで、県内消防でも屈指の施設を有する消防本部となった。改めて、未知の感染症や異常気象などによる新たな課題に対し、今後適切に対処できるよう、職員一同、日々精進していきたい」

式典では組合の50年の歩みを振り返る動画が上映されました。また、記念講演として、東日本大震災による津波の被災と原発事故によって、帰還困難区域となった福島県双葉地方の消防本部から鈴木達也消防司令が招かれ、当時の状況や職員が持つべき心構えについて話がありました。

最後に消防長を務める組合の服部勝志 事務局長が、高齢化社会や感染症の拡大など社会情勢が変わる中で消防の需要が高まっているとし、今後の決意を新たにしました。

服部勝志 事務局長
「住民の信頼と負託に応えていくために、(関係機関とのさらに強固なものとしながら)職員と団員1人1人が責任と誇りと使命感を持ち、和衷協同を持って消防体制の強化を図る、災害に強く安心して暮らせる町を目指していきたい」

式典で放映された組合発足50周年の記念動画は、消防本部のエントランスで一般にも公開されます。

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