2023年10月26日 16:10更新
十日町市は光熱水費や物価の高騰、最低賃金の引上げなど、社会情勢の変化により利用料金の維持が困難になったとして、市内の6つの公共温浴施設の利用料金を改定することになりました。改定は最も早くて令和6年1月1日からで、最大で200円引き上げられます。
これは19日(木)に開かれた市議会産業建設常任委員会で報告されました。
公共温浴施設の利用料金改定を巡っては、十日町市は平成26年4月の消費税率8%への引き上げの際に料金改定を行いましたが、平成28年4月の入湯税の50円引き上げ、令和元年10月の消費税率10%への引き上げの際は、各施設の指定管理者による経費節減などで料金を維持してきた経緯があります。
しかし、コロナ禍による利用者減少をはじめ、光熱費や物価高騰、最低賃金の引き上げなど昨今の社会情勢の変化により、コストを現行の料金設定でまかなうことが困難であるとして、引き上げを決めました。
千年の湯
千年の湯、明石の湯、ミオンなかさと、ゆくら妻有、雲海は現行の600円から200円上がり、800円に。鷹の湯は現行の500円から100円上がり、600円となります。改定日は千年の湯のみ令和6年1月1日からで、そのほかの5施設は令和6年4月1日からとなります。
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